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東日本大震災復興支援のための水産海洋学会PICES/ICES基金」への提案募集 開始のお知らせ |
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2011年6月
水産海洋学会会長 桜井泰憲
- 趣旨
- 東日本大震災により、東北地方を中心に水産学及び海洋学関連の研究・教育機関にも大きな被害が出ています。このため北太平洋海洋科学機関(North Pacific Marine Science Organization:PICES)及び同機関を通じて国際海洋開発理事会(International Council for the Exploration of the Sea:ICES)から、被災地の水産学・海洋学関連の調査研究活動を支援するための寄付の申し出があり、水産学と海洋学の両方を対象とし、Fisheries Oceanographyの特集等を通じてPICESともつながりのある水産海洋学会が窓口となることとなりました。当学会では、これに独自の募金活動を通じてお寄せいただいた資金を加えて「東日本大震災復興支援のための水産海洋学会PICES/ICES基金」を設け、被災地の水産業の復興や海洋生態系の再生に関連した調査研究活動に助成金を提供することとしました。関係の機関や皆様の積極的なご応募をお願いします。
- 募集要領
この助成金の募集要領は以下のとおりです。
- 助成対象:東日本大震災に関連した水産・海洋学的な調査研究(水産業や海洋生態系への影響評価、緩和策、回復策の検討、水産業復興のための技術開発等)並びに、それに関連した研究集会等の開催を助成対象とします。
他のプロジェクト研究等の一部を構成する課題でも差し支えありません。
- 応募資格:東日本大震災の被災地域(特に、岩手県、宮城県、福島県)の水産試験研究機関、水産・海洋学関連の大学・高等専門学校、水産・海洋関係団体(例:栽培漁業公社等)および、その職員とします。水産海洋学会の会員であることは必要としません。
(2011.7.1追加)上記応募資格に該当する方が、何らかの事情で応募代表者、資
金配分に直接関われない場合は、その旨を「その他」に記入して、被災地以外
の方が代表者となって応募することを認めます。
- 助成金額/採択予定数:1件当たり50万円を上限とし、全体で10件程度を予定しています。
- 応募書類/申し込み先:様式1の書類(A4版、2ページ程度)を作成の上、水産海洋学会総務委員会(jsfo-kikin@ml.affrc.go.jp)までE-mailの添付ファイル(Word)にてお送りください。
- 募集期間:平成23年6月15日(水)〜7月11日(月)とします。
- 選考/採択:水産海洋学会会長他で構成する選考員会で選考の上、採択課題を決定します。結果については、応募機関(者)へE-mailにてご連絡します。
- 資金の配分:採択された課題を実施する機関あるいは研究者が指定する銀行口座へ振り込みます。(実際の配分は7月末〜8月上旬を予定しています。)
- 報告/その他:平成24年6月30日までに、様式2(A4版、2ページ程度)による報告書を作成し、水産海洋学会総務委員長(木村量:rkim@affrc.go.jp)までE-mailの添付ファイル(Word)でご提出ください。
本助成による研究開発や調査等の成果を文書(論文、報告書)等で公表する場合は、「東日本大震災復興支援のための水産海洋学会PICES/ICES基金」の助成に拠った旨を明記してください。 なお、2012年10月に北太平洋海洋科学機関(PICES)の年次会合が広島市において開催される予定です。水産海洋学会は、この年次会合において、PICES、ICES並びに関係機関と共催で、今回の東日本大震災をはじめ、大規模な自然的、非自然的災害が海洋生態系に及ぼす影響や回復過程の評価、影響の緩和策等に関するセッションを開催することを計画しております。今回の助成対象となった課題とその成果概要についても、当学会として取りまとめの上、PICES及びICESからの寄付に対する感謝の意味も込めて、このセッションで紹介したいと考えておりますので、予めお含みおきください。
- 本件の問い合わせ先:本件に関するご相談、お問い合わせは、水産海洋学会総務委員長(木村量:rkim@affrc.go.jp)までE-mailにてお願いします。
→応募書類様式ダウンロード(docx)
以上
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