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水産海洋学会シンポジウム

−水産資源の評価・管理のこれから−

日 時: 2019年3月23日(土) 9:00-16:00
場 所: 東京海洋大学白鷹館
共 催: 一般社団法人水産海洋学会,日本海洋学会
コンビ−ナ−: 片山知史(東北大院農),山川 卓(東大院農)
 
開会の挨拶:大関芳沖(一般社団法人水産海洋学会長)
09:00〜09:05
趣旨説明:コンビーナー
09:05〜09:10
基調報告:「水産政策の改革について」に求めるもの 期待と不安 八木信行(東大院農)
09:10〜09:45
第一部 新しい資源評価の考え方と調査研究体制 座 長:山川 卓
 
「水産政策の改革について」と資源管理 船本鉄一郎(水産庁漁場資源課)
09:45〜10:15
新しい資源評価調査体制 上原伸二(中央水研)
10:15〜10:45
新たな漁獲情報の収集体制 渡邉一功(JAFIC)
10:45〜11:15
第二部 新たな管理目標と資源評価調査 座 長:上原伸二
 
新たな資源管理目標 市野川桃子(中央水研)
11:15〜11:40
昼食
11:40〜13:00
(水産海洋学会 学会賞授与式、評議員会)  
 
都道府県における資源管理方策と今後の課題 1 星野 昇(稚内水試)
13:00〜13:25
都道府県における資源管理方策と今後の課題 2 中村元彦(愛知水試)
13:25〜13:50
第三部 さまざまな資源管理方策 座 長:市野川桃子
 
生態系アプローチ 亘 真吾(中央水研)
13:50〜14:15
環境変動を考慮した資源管理  岡本 俊(北水研)
14:15〜14:40
米国の資源管理の実態 中神正康(中央水研)
14:40〜15:15
休憩
15:15〜15:20
総合討論 座 長:片山知史
15:20〜16:00
 
開催趣旨:2018年6月に水産庁が公表した「水産政策の改革について」は,今後のわが国の水産施策方針を定める重要文書である.その内容は,科学的・効果的な評価方法及び管理方法による新たな資源管理システムの構築や水産物の流通構造改革,生産性の向上に資する漁業許可制度の見直し,養殖・沿岸漁業の発展に資する海面利用制度の見直し,改革の方向性に合わせた漁協制度の見直しが柱となっている.特に,漁業管理・資源管理の根本的な考え方と具体策が示され,最大持続生産量(MSY)をベースにした資源管理の徹底,許可漁業においてアウトプット・コントロール:IQ方式の導入が明記された.2018年12月に成立した改正漁業法にも「水産資源の保存及び管理は,漁獲可能量による管理を行うことを基本」とすることが記載され,今後の資源評価体制と資源管理方策に大きく影響するものと考えられる.「生物資源と環境の相互作用を明らかにし,水産業の発展に寄与する」ことを目的とする水産海洋学会としては,水産資源の変動機構における漁業や環境の諸要因を解析する今後の方向性について理解を深めよりよい方向性を探ることは重要である.
 本シンポジウムは,「水産政策の改革について」の趣旨と内容を改めて理解した上で,これまでとこれからの資源管理目標設定と資源調査方法の考え方・方法を具体的なイメージとして共有する.また「水産政策の改革について」に提示されているMSY理論に基づく資源管理方策とそれ以外の方策の報告を受け,相応しい資源評価体制と資源管理方策の在り方および資源評価の高度化について討議する.さらにその資源評価方策・資源調査体制の中で,漁獲情報の収集体制,および試験研究機関と行政機関の役割を検討する.
 
(PDF)