学会賞
  水産海洋学会では、学会賞として、宇田賞、論文賞、奨励賞、若手優秀講演賞を設け、表彰をおこなっています(一般社団法人 水産海洋学会 表彰規則)。
  • 宇田賞
    初代会長の名前を冠し、1996年から、水産海洋学研究において顕著な業績を挙げた正会員および外国会員に対して1名に授与しています。
  • 論文賞
    1999年から、「水産海洋研究」およびFisheries Oceanography誌に掲載された本学会員の過去2年間の論文から2編に対し授与しています。
  • 奨励賞
    2010年から、優れた業績を挙げた若手研究者の研究を奨励し、水産海洋学を発展させることを目的として1名に授与しています。
  • 講演賞
    2011年から、研究発表大会を充実させることを目的として講演者に授与しています。
 
宇田賞(第22回)ならびに奨励賞(第7回)受賞候補者推薦のお願い
一般社団法人 水産海洋学会 学会賞受賞候補推薦委員会
委員長 伊藤進一

水産海洋学会では宇田賞ならびに奨励賞受賞候補者を募集します.会員各位より下記の要領で推薦をお願い致します.

1. 受賞対象
1) 宇田賞: 本学会の活動に積極的に参加し,水産海洋学の研究に顕著な成果を挙げ,本学会の学会誌または国際誌に成果を発表している正会員および外国会員(毎年1名以内).
2) 奨励賞: 2017年4月1日現在40歳未満の本学会員で,主として水産海洋学研究において優れた業績を挙げた正会員および外国会員.

2. 推薦書の様式
1) 用紙はA4判3枚以内とし,以下の項目について横書きで記載して下さい.
2) 受賞候補者の氏名,生年月日,所属,推薦する業績課題とその概要,推薦理由,10篇以内の主要論文一覧.
3) 推薦書の末尾に推薦者の氏名,所属,連絡先(電話,FaxおよびE-mail address)を必ず書いて下さい.

3. 推薦書の送付宛先
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 東京大学大気海洋研究所
伊藤 進一
E-mail (goito(a)aori.u-tokyo.ac.jp) でも受け付けます.((a)は@に置き換えてください).
なお,推薦書を送付された方には,必ず受領メールをお送り致します.受領メールが来ない場合には,伊藤宛ご連絡ください.
4. 推薦書の送付期限
2016年12月22日(木)
2017年度学会賞授賞式(2017年3月22日(水) 東京海洋大学楽水会館)
[宇田賞]
小路 淳 会員
[奨励賞]
渡慶次 力 会員
[奨励賞]
三宅 陽一 会員
欠席のため写真無し
[論文賞]
米崎 史郎 会員
[論文賞]
冨士 泰期 会員
宇田賞受賞者一覧
年度 受賞者氏名 業績題目
22 2017 小路 淳 沿岸域における漁業資源生産過程の解明と生態系機能の評価
21 2016 後藤 友明 岩手県の沿岸漁業における東日本大震災からの復旧・復興に関する研究
20 2015 笠井 亮秀 沿岸域の物質循環と生物生産機構に関する研究
19 2013 齊藤 誠一 水産海洋研究への衛星リモートセンシングと地理情報システムの導入と展開
18 2012 谷津 明彦 小型浮魚類とアカイカの資源動態と持続的利用に関する研究
17 2011 伊藤 進一 黒潮・親潮混合域の環境変動のメカニズムと魚類資源に及ぼす影響に関する研究
16 2010 木村 伸吾 海洋物理現象が魚類の資源変動ならびに回遊に及ぼす影響の研究
15 2009 山本 民次 閉鎖性海域における物質循環と環境管理に関する研究
14 2008 石戸谷 博範 相模湾の急潮と定置網漁業防災対策に関する研究
13 2007 青木 一郎 浮魚類の資源変動の機構解明・予測に関する研究
12 2006 大関 芳沖 小型浮魚類の初期生活史に関する生態学的研究
11 2005 岸 道郎 海洋生態系の数値モデル研究
10 2004 鈴木  輝明 内湾漁場における貧酸素化の機構解明およびその修復に関する研究
9 2003 渡邊  良朗 小型浮魚類の初期生態と加入量変動機構に関する研究
8 2002 中田 薫 浮魚類の初期餌料環境と生態系変動に関する研究
7 2001 山下 洋 沿岸性重要魚類の成育場環境と仔稚魚の成長、生き残りに関する研究
6 2000 二平 章 潮境域におけるカツオ回遊魚群の行動生態学的研究
5 1999 中田 英昭 魚類卵稚仔の輸送と生残に関わる海洋環境の研究
4 1998 桜井 泰憲 タラ類およびイカ類の繁殖生態と再生産機構に関する研究
3 1997 和田 時夫 浮魚類資源の変動機構と管理手法に関する研究
2 1996 船越 茂雄 イワシ類およびイカナゴの資源生態研究とその資源管理型漁業への応用
1 1995 為石 日出生 魚群の回遊および漁場形成に果たす暖水ストリーマの役割
(第20回より事業年度に合わせた年度としています。)
奨励賞受賞者一覧
年度 受賞者氏名 業績題目
7 2017 渡慶次 力 漁船情報を利用した日向灘海況情報提供システムの開発
7 2017 三宅 陽一 沿岸域に生息する重要水産資源の加入機構と保全に関する研究
6 2016 鈴木 啓太 有明海特産種を育む河口濁度極大域生態系の構造と機能に関する研究
5 2015 安江 尚孝 イワシ類の生態と漁業管理に関する研究
4 2013 日比野 学 内湾・沿岸域における水産資源の変動と資源管理に関する研究
3 2012 杉本 亮 安定同位体比を用いた沿岸域の環境動態に関する研究
2 2011 児玉 圭太 内湾域における底棲魚介類の資源変動機構に関する研究
1 2010 元 南一 アワビ類を中心とした岩礁生態系の構造と機能に関する研究
(第5回より事業年度に合わせた年度としています。)
論文賞受賞者一覧
 
年度 著者名 論文名 雑誌名 発行年 巻号 ページ
19 2017 米崎史郎,清田雅史,成松庸二,服部 努,伊藤正木 Ecopathアプローチによる三陸沖底魚群集を中心とした漁業生態系の構造把握 水産海洋研究 2016 80(1) 1–19
19 2017 Taiki Fuji, Akihide Kasai, Masahiro Ueno, Yoh Yamashita Importance of estuarine nursery areas for the adult population of the temperate seabass Lateolabrax japonicus, as revealed by otolith Sr:Caratios. Fisheries Oceanography 2016 25(4) 448–456
18 2016 坂口 健司・山下 紀生 北海道オホーツク海沿岸におけるスルメイカの漁獲量の予測方法 水産海洋研究 2015 79 43–51
18 2016 坂口 健司・山下 紀生 北海道オホーツク海沿岸におけるスルメイカの漁獲量の予測方法 水産海洋研究 2015 79 43–51
  2016 Yu Kanaji, Makoto Okazaki, Toshiya Kishiro and Tomio Miyashita Estimation of habitat suitability for the southern form of the short-finned pilot whale (Globicephala macrorhynchus) in the North Pacific Fisheries Oceanography 2015 24 14–25
17 2015 後藤 友明 漁獲統計データから見た岩手県の漁業における東日本大震災からの復旧・復興の現状と課題 水産海洋研究 2013 77 241–251
  2015 Nishikawa, H., Igarashi, H., Ishikawa, Y., Sakai, M., Kato, Y., Ebina, M., Usui, N., Kamachi, M., Awaji, T. Impact of paralarvae and juveniles feeding environment on the neon flying squid (Ommastrephes bartramii) winter–spring cohort stock Fisheries Oceanography 2014 23 289–303
16 2013 山本 千裕 有明海産ハボウキガイ Pinna bicolorの腎臓における高濃度のマンガン蓄積 水産海洋研究 2012 76 1-8
2013 Funamoto, T., Yamamura, O., Kono, T., Hamatsu, T., Nishimura, A. Abiotic and biotic factors affecting recruitment variability of walleye pollock (Theragra chalcogramma) off the Pacific coast of Hokkaido, Japan Fisheries Oceanography 2013 22 193-206
15 2012 和久光靖,金子健司、鈴木輝明,高倍昭洋 沿岸域におけるデッドゾーンの分布 水産海洋研究 2012 76 187-196
2012 Okunishi T., Ito S., Ambe D., Takasuka A., Kameda T., Tadokoro T., Setou T., Komatsu K., Kawabata A., Kubota H., Ichikawa T., Sugisaki H., Hashioka T., Yamanaka Y., YoshieN., Watanabe T. A modeling approach to evaluate growth and movement for recruitment success of Japanese sardine (Sardinops melanostictus) in the western Pacific Fisheries Oceanography 2012 21 44-57
14 2011 山田英俊・片山知史・高田淳史・安楽康宏・真田康広 豊後水道西部海域におけるイサキの年齢と成長および漁獲物の年齢組成 水産海洋研究 2011 75 161-169
  2011 斎藤寿彦・加賀敏樹・長谷川英一・長澤和也 Effects of juvenile size at release and early marine growth on adult return rates for Hokkaido chum salmon (Oncorhynchus keta) in relation to sea surface temperature Fisheries Oceanography 2011 20 278-293
13 2010 鈴木啓太・杉本亮・笠井亮秀・中山耕至・田中克 夏季の有明海筑後川の高濁度汽水域における粒状有機物の動態ー河川流量の変動にともなう変化 水産海洋研究 2009 73(3) 149-160
  2010 本田是人・青山裕晃・鈴木輝明・高倍昭洋 干潟生態系の発達過程と水質浄化機能ー干潟メソコスムを用いた研究 水産海洋研究 2009 73(4) 263-276
12 2009 千葉眞佐光・加藤利弘・河野芳巳 愛媛県伊予灘で漁獲されたサワラの年齢組成と成長の季節変化 水産海洋研究 2008 72(3) 182-188
  2009 Itoh, S., Yasuda, I., Nishikawa, H., Sasaki, H., and Sasai, Y. Transport and environmental temperature variability of eggs and larvae of the Japanese anchovy (Engraulis japonicus) and Japanese sardine (Sardinops melanostictus) in the western North Pacific estimated via numerical particle-tracking experiments Fisheries Oceanography 2009 18(2) 118-133
11 2008 片山知史・猿渡敏郎・山口幹人・佐々木剛・虎尾充・藤岡崇・岡田のぞみ 耳石微量成分分析によって推定されたわかさぎの多様な回遊パターン 水産海洋研究 2007 71(3) 175-182
  2008 Nishikawa, H. and Yasuda, I. Japanese sardine (Sardinops melanostictus) mortality in relation to the winter mixed layer depth in the Kuroshio Extension region Fisheries Oceanography 2008 17(5) 411-420
10 2007 Takasuka, A. and Aoki, I. Environmental determinants of growth rates for larval Japanese anchovy Engraulis japonicus in different waters Fisheries Oceanography 2006 15(2) 139-149
  2007 鈴木啓太・杉本 亮・笠井亮秀・小路 淳・中山耕至・田中 克 春季の有明海筑後川の高濁度汽水域における粒状有機物の動態 水産海洋研究 2007 71(3) 190-198
9 2006 Yatsu, A., Watanabe, T., Ishida, M., Sugisaki, H. and Jacobson, L. D. Environmental effects on recruitment and productivity of Japanese sardine Sardinops melanostictus and chub mackerel Scomber japonicus with recommendations for management Fisheries Oceanography 2005 14(4) 263-278
  2006 宮村和良・三ヶ尻孝文・金澤 健 2003年大分県臼杵湾沿岸に発生した有害渦鞭毛藻 Karenia mikimotoi 赤潮の出現特性 水産海洋研究 2005 69(2) 91-98
8 2005 Ichii, T., Mahapatra, K., Sakai, M., Inagake, D. and Okada, Y. Difference body size between the autumn and the winter-spring cohorts of neon flying squid (Ommastrephes bartramii) related to the oceanographic regime in the North Pacific: a hypothesis Fisheries Oceanography 2004 13(5) 295-309
  2005 Chiba, S., Hirota, Y., Hasegawa, S. and Saino, T. North-south contrasts in decadal scale variations in lower trophic level ecosystems in the Japan Sea Fisheries Oceanography 2005 14(6) 401-412
7 2004 Kitagawa, T., Kimura, S., Nakata H. and Yamada, H. Diving behavior of immature, feeding Pacific bluefin tuna (Thunnus thynnus orientalis) in relation to season and area: the East China Sea and the Kuroshio-Oyashio transition region Fisheries Oceanography 2004 13(3) 161-180
  2004 阿保勝之、横山 寿各 三次元モデルによる「堆積物の酸素消費速度に基づく養殖環境基準」の検証と養殖許容量推定の試み 水産海洋研究 2003 67(2) 99-110
6 2003 Sassa, C., Kawaguchi, K., Kinoshita, T. and Watanabe, C. Assemblages of vertical migratory mesopelagic fish in the transitional region of the western North Pacific Fisheries Oceanography 2002 11(4) 193-204
5 2002 横山寿・西村昭史・井上美佐 「熊野灘沿岸の魚類養殖場におけるマクロベントス群集と堆積物に及ぼす養殖活動と地形の影響」および「マクロベントスの群集型を用いた魚類養殖場環境の評価」 水産海洋研究 2002 66(3) 133-141
142-147
2002 Takahashi, M., Watanabe, Y., Kinoshita T. and Watanabe,  C. Growth of larval and early juvenile Japanese anchovy, Engraulis japonicus, in the Kuroshio-Oyashio transition region Fisheries Oceanography 2001 10(2) 235-247
4 2001 Kimura, S., Inoue, T. and Sugimoto,T.  Fluctuation in the distribution of low-salinity water in the North Equatorial Current and its effect on the larval transport of the Japanese eel. Fisheries Oceanography 2001 10(1) 51-60
  2001 笠井亮秀・川西里佳・藤原建紀 伊勢湾の流動構造と貧酸素水塊. 水産海洋研究 水産海洋研究 2000 64(4) 235-243
3 2000 今井直・谷村篤・太原英生・河村章人 河川水の流入が的矢湾の植物プランクトン現存量に及ぼす影響 水産海洋研究 2000 64(4) 215-223
  2000 田永軍・清水誠 環境要因を考慮した生活史モデルによるトリガイ資源の動態解析 水産海洋研究 1999 63(3) 30-37
2 1999 山田浩且・西村昭史・土橋靖史・久野正博 伊勢湾産イカナゴ親魚の栄養状態と再生産 水産海洋研究 1999 63(3) 22-29
1999 今井千文・楫取和明・田島良博・中村元彦・内山雅史・山田浩且 水温情報を用いた卵数法によるカタクチイワシ本州太平洋系群の資源量推定 水産海洋研究 1998 62(4) 356-368
1 1998 磯田豊・清水学・上岡敦・松尾康弘・大谷清隆・中谷敏邦 北海道南部太平洋海域におけるスケトウダラの資源変動に係わる海洋環境の経年変化 水産海洋研究 1998 62(1) 1-11
1998 Kasai, H., Saito, H., Yoshimori, A. and Taguchi, S. Variability in timing and magnitude of spring bloom in the Oyashio Region, the western subarctic Pacific off Hokkaido, Japan. Fisheries Oceanography 1997 6(2) 118-129
(第17回より事業年度に合わせた年度としています。)
若手優秀講演賞一覧
年度 受賞者氏名 講演題目
6 2016 鈴木祐太郎
(道総研稚内水試)
北海道沖日本海で採集されたホッケ仔稚魚の成長の年変動と水温の関係
    秋田雄一
(沖縄水海技セ石垣)
イソフエキは満月を避けて産卵する?
    山下夕帆
(水産機構北水研)
北海道沿岸オホーツク海におけるスケトウダラの年齢と成熟
5 2015 城幹昌
(道総研栽培水試)
道北日本海〜オホーツク海に分布するマガレイの稚魚成育場が異なる2つの海域に存在する意義
    小出凜太郎
(北大院水)
北海道東部海域におけるハダカイワシ科魚類の音響調査
    岡本 俊
(水研セ北水研)
スルメイカ資源のレジームシフトに対応した管理基準の検討
4 2014 板倉光
(東大院新領域/大海研)
バイオテレメトリーを用いた利根川におけるニホンウナギの分布と移動特性
    渡慶次力
(宮崎水試)
宮崎県海域における長期的な沿岸資源変動と海況変動
    増島雅親
(水研セ中央水研)
九州西方海域におけるマグロ属稚魚の分布環境 U
3 2013 日野 晴彦
(東大大気海洋研)
アーカイバルタグ・データを用いたメバチ(Thunnus obesus)未成魚の体温調節機構の解明
    北島 聡
(水研セ西海水研)
対馬暖流域におけるカタクチイワシの産卵期の餌料環境
  西川 悠
(海洋研究開発機構)
アカイカ冬春季産卵群CPUE と北西太平洋亜熱帯海域の風系経年変動
2 2012 本田尚美
(福井県大院)
小浜湾における基礎生産に海底湧水が及ぼす影響
    太田格
(沖縄水海研セ)
冬期水温の年変動とシロクラベラ加入量との関係
  銭本慧
(長大院水環)
気候変動に伴う仔魚輸送時間の変化がニホンウナギ来遊量に与える影響
1 2011 上村泰洋
(広大院生物圏科)
高い減耗率と強い成長選択の一致〜ガラモ場におけるシロメバル稚魚の事例〜
    梶原瑠美子
(水研セ水工研)
亜寒帯汽水湖におけるマガキの成長に影響を与える主要な環境因子の把握
  高原英生
(水研セ水工研)
アニサキス科線虫幼虫はどのようにスルメイカへ寄生するのか?