開会のことば: 飯田 實((財)相模湾水産振興事業団)
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09:30〜10:00 |
挨拶:桜井 泰憲(水産海洋学会長)、加藤 憲一(小田原市長)、武井 正 ((財)相模湾水産振興事業団理事長)
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基調講演 |
「森林〜河川〜沿岸海域に至る水環境と生態系の現状と課題について」
清野 聡子(東大総合文化研)
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10:00〜10:40 |
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話 題 |
(1) 神奈川の森林再生の取り組みについて
矢崎 英敏(県環境農政部森林課)
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10:40〜11:05
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(2) 河川管理の現状、利用(取水)と今後の方向について
横溝 博之(県土整備部河川課)
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11:05〜11:30
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(3) 河川環境と淡水魚の保全について
勝呂 尚之(県内水面試験場)
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12:20〜12:45
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(4) 流域下水処理水の海域放流と沿岸域の環境・生態系へ関わりと今後の方向について
佐藤 浩三(県流域下水道事務所)
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12:45〜13:10
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(5) 山林〜河川〜海域に至る水循環・環境に関わる事業団の活動と今後の方向について
武井 正((財)相模湾水産振興事業団)
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13:10〜13:35
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(6) 総合討論 : 平野 敏行(東京大学名誉教授)
1. 現場からの意見
- 山室 一忠(内水面漁業)
- 杉山 武(シラス漁業)
- 山本 真人(定置網漁業)
2. 討 論
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13:35〜14:30
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閉会のことば 高橋 征人((財)相模湾水産振興事業団) |
開催趣旨: |
神奈川県土の総面積の約40%は山林によって占められている。山林で涵養された水は相模川・酒匂川を中心とする18河川を経由し相模湾に流入し、豊かな海洋生物を育んでいる。河川水は農業用水として利用されるのみではなく、宮ガ瀬、城山、丹沢などのダムで貯水され、県民の生活用水、工業用水などに利用され、上流とは異なった性質の水となって相模湾に流入し、海域環境や生態系に影響を与えている可能性がある。環境保全と水産振興は一体の関係にあり、森林〜河川〜相模湾に至る水循環と水域環境・生態系が保全されなければならない。
今回のシンポジウムは、平成22年度に行なわれる植樹祭を視野に、相模湾の海洋生物や漁業生産、生活用水・工業用水に深く関わっている河川水を涵養している森林の管理の現状と再生、河川水の管理と利用(水質、取水量など)の現状、河川流域の生態系の実態、下水処理水の現況(水質、下水処理水量と放流量など)と放流水の沿岸環境と生態系への影響などを明らかにし、今後の森林〜河川流域〜相模湾に至る水循環と環境保全、多様な生態系の保全について論議し、上流の森林〜河川流域〜相模湾沿岸域の人々との相互理解と相模湾の環境と漁業の普及・啓蒙を図る。
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