開 会 |
司会: 小網汪世(ひろよ) (マリン・インパクト21)
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挨拶: 渡邊良朗(水産海洋学会会長) 松村友吉(ともよし)(焼津商工会議所会頭)
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13:30〜13:45
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趣旨説明: 小網汪世 (マリン・インパクト21)
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13:45〜14:00
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話題提供 |
座長:安井 港(静岡県水産技術研究所)、村松高明(静岡県漁業協同組合連合会) (各話題提供30分、質疑応答5分)
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1. 駿河湾の水産海洋学的特性等
中村保昭(上海海洋大学・大連水産学院)
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14:00〜14:35
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2. 石花海(せのうみ)を中心とした駿河湾の漁業の現状について
津久井文夫(静岡県水産技術研究所)
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14:35〜15:10
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休憩(15:10〜15:20)
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3. 駿河湾石花海・伊豆七島の焼津漁業発展に果した役割と、生残り再生への課題
横山高興(焼津漁業協同組合)
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15:20〜15:55
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4. 海山漁業等に対する水産庁の取組
宮内克政(水産庁資源管理部国際課)
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15:55〜16:30
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総合討論 司会: 杉本隆成(東海大学海洋学部)、小網汪世(マリン・インパクト21) 参加者を交えた意見交換 |
16:30〜17:30 |
開催趣旨: |
200海里水域(排他的経済水域)設定を機に我が国は世界でも有数(第6位)の水域を、また関連して多くの海嶺等を有することとなった。中でも漁業の生産性が高いとされる海山・堆(礁・瀬)等の効率的な利活用が一層求められており、このためには、これらの諸特性を水産海洋学的な観点から明らかにしておく必要がある。
駿河湾は我が国の内湾で一番深く(最深部:−2,500m)、また湾央には好漁場の堆(たい)「石花海(せのうみ)」を有する等、急峻で複雑な海底地形、更に海洋構造も起源を異にする水塊が幾重にも重なり、かつ豊富な魚種相(1,000余種)に加えて、固有の地域漁業(サクラエビ漁業等)が行われている我が国内湾でも特異な海域である。そこで駿河湾及び近隣の伊豆海嶺域を取りあげ、長期的な視点から地域漁業振興の戦略の礎の構築に向けて、既往調査の再評価、漁業の現状認識、今後の調査研究の在り方等を検討するとともに継続的な議論の場として、人材育成も視野に入れ、本研究集会を企画した。
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