第23回常磐・鹿島灘の漁業を考える
魚と食を考える−生産から消費まで−
共 催: 水産海洋学会,ひたちなか商工会議所,常磐・鹿島灘の漁業を考える会,いばらき里海の会
後 援: ひたちなか市,茨城沿海地区漁連,21世紀の水産を考える会,茨城県水産試験場
日 時: 2009年3月22日(日)13:00-17:30
会 場: ひたちなか商工会議所ホール
(ひたちなか市勝田中央14の8 電話 029-273-1371)
コンビ−ナ−: 二平 章(茨城水試)・鈴木誉志男(ひたちなか商工会議所)・大内正光(大喜や)・根本経子(那珂湊漁協)・小泉光彦(久慈町漁協)


 
総合司会: 鈴木誉志男(ひたちなか商工会議所副会頭)
主催者挨拶: 渡邊良朗(水産海洋学会会長)・海野 肇(ひたちなか商工会議所会頭)
来賓挨拶: 本間源基(ひたちなか市長)・西念幸吉(茨城沿海地区漁連会長)
13:00-13:15
趣旨説明: 「地産地食」と常磐・鹿島灘の漁業  二平 章(茨城水試)
13:15-13:25
基調報告
スローフード運動と魚
西野虎之介(スローフード茨城リーダー・元常陽銀行頭取)
13:25-13:55
話題提供
座長:柳田洋一(茨城水試)
1. 常磐・鹿島灘の海洋環境と魚類資源
渡辺直樹・及川貴明(茨城水試)
13:55-14:10
2. 常磐・鹿島灘の深海魚類とその利用
岡本成司・蔀 伸一・佐藤 一(茨城水試)
14:10-14:25
3. 地域文化と魚
根本悦子(クッキングスクールネモト校長)
14:25-14:45
休憩(14:45-14:55)
座長:根本経子(那珂湊漁協)
4. 飲食業界から見た地魚の魅力
清水 実(楽市・楽座店主)
14:55-15:15
5. 店舗直送で広げる新鮮地魚消費
今橋一也(会瀬漁協組合長)
15:15-15:35
6. 市民・商工・漁協連携による地産地消の取り組み
森 秀男(日立市商工会議所副会頭)
小泉光彦(久慈町漁協,元茨城県漁業士会長)
15:35-15:55
総合討論 司会 鈴木誉志男・二平 章 15:55-16:40
交流会 地元の魚を使った料理紹介 16:40-17:30
開催趣旨:
 日本の農業や水産業が,輸入農水産物の流入によって困難な状況にたたされるようになって久しい.また,水産分野においては消費面での若い世代から中年世代の「魚離れ」問題にも直面している.目の前の沿岸や近海の新鮮で豊かな魚介類の味と魅力を再認識し,その地元流通消費をはかることは,目に見えない国からの輸入に依存することに比べて,エネルギーコストや安心・安全の観点から21世紀にふさわしい食のあり方といえる.近年,地域再生のキーワードとして地域資源の見直しが論議されるようになってきた.本集会では茨城の魚介類の生産から消費までの話題を提供して頂き,地産地消型流通消費のあり方について地元経済を担う商工業者の皆さんを交え議論する.
(連絡先:029-263-7363  茨城水試 にひら)