水産海洋地域研究集会
資源海洋研究会
イワシ類の仔稚魚期の生態とシラス漁況予測
共 催: 水産総合研究センター中央水産研究所
水産海洋学会
日 時: 2005年9月14日(水) 9時30分 - 9月15日(木)12時
 所: 高知グリーン会館(高知市本町5丁目6-116 TEL 088-825-2701)
コンビ−ナ−: 広田 祐一・秋山 秀樹・石田 行正(中央水研)


 
挨拶: 山田 久(中央水研),渡邊 良朗(水産海洋学会長)
9:30-9:40
趣旨説明: 広田 祐一(中央水研)
9:40-9:50
座長 石田 実(中央水研)
1.基調講演
浮魚資源・生態研究におけるシラス漁場調査の重要性(仮題) 
木下 泉(高知大学)
9:50-10:50
休憩 10:50-11:00
2.シラスの資源変動と漁況予測手法
座長 清水 学(中央水研)
1)鹿児島県におけるシラスの漁況予測について     
加治屋 大(鹿児島水技)
11:00-11:15
2)日向灘におけるシラスの漁況予測について      
 
福田 博文(宮崎水試)
11:15-11:30
3)土佐湾におけるシラス漁況の経年変化         
 
梶 達也(高知水試)
11:30-11:45
4)紀伊水道西部の春シラス漁の予測について(重回帰分析による予測と検証)
守岡 佐保(徳島水研)
11:45-12:05
5)紀伊水道東部および紀伊水道外域東部におけるカタクチイワシシラスの漁獲量と産卵量との関係
 
安江 尚孝・内海 遼一(和歌山水試)・武田 保幸(和歌山県)
12:05-12:25
昼食  12:25-13:30
座長 高須賀 明典(中央水研)
6)愛知県におけるシラス漁況予測について  
二ノ方 圭介(愛知漁業)
13:30-13:50
7)静岡県における春漁シラス漁況予測と生態について  
 
鈴木 朋和(静岡水試)
13:50-14:10
8)相模湾における春期カタクチイワシシラスの漁況予測   
 
舩木 修(神奈川水セ)
14:10-14:30
9)鹿島灘におけるシラスの来遊水準予測   
黒山 忠明(茨城水試)
14:30-14:50
休憩 14:50-15:10
2.シラス漁況予測へ向けた取り組み
座長 秋山 秀樹(中央水研)
10)瀬戸内海におけるシラス予報の可能性と解決すべき問題点  
 
銭谷 弘(瀬戸内水研)
15:10-15:30
11)土佐湾におけるマイワシ稚魚の成長と生き残り   
 
石田 実・ギドプラザ パステン(中央水研)・青山 大輔(総合科学)
15:30-15:50
12)シラスの成長速度と生残機構  
 
高須賀 明典(中央水研)
15:50-16:10
13)数値漁海況予報を目指して -FRA-JCOPEによる黒潮域の卵稚仔輸送解析-
 
清水 学・小松 幸生(中央水研)・植原 量行(遠洋水研)・瀬藤 聡(三菱総研)・宮澤 泰正(JAMSTEC)・FRA-JCOPE開発グループ
16:10-16:30
4.総合討論  石田 行正・広田 祐一(中央水研)
16:30-17:00
懇親会
17:30-20:00
5.自由研究発表(9月15日 9:00-12:00)
募集中
開催趣旨:
 近年,イワシ類の耳石の解析技術の進歩に伴い,多くの新しい生態学的知見が明らかにされている.また,イワシ類の資源変動は魚種によって大きく異なり,その謎もこのような耳石の知見により解明されつつある.しかし,これらの知見を地域の問題,例えばシラス漁況予測へ応用するためにはまだ克服しなければならない多くの課題がある.本研究集会では,現場で実際に利用されているシラス予測手法をレビューし今後の展開を検討するとともに,耳石研究および数値漁海況予報への取り組みの最前線における情報を紹介し,新たな知見をどのように応用できるか,またそのために必要となる具体的な調査研究は何か,等について意見交換する.