特別研究員または准特別研究員の公募(国立環境研究所)
国立環境研究所では、現在、特別研究員または准特別研究員の公募を行っております。
福島県沿岸海域において小型底曳船による現地調査を行い、得られた試料の処理・解析をご担当頂ける方を募集します。
詳細は下記をご参照ください。
- 業務名
福島県沿岸における環境と底棲魚介類の生活史特性の解明に関する研究業務
http://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/180412-3.pdf
- 所属
(ユニット名)環境リスク・健康研究センター
(室名)生態系影響評価研究室
- 募集人数
1名
- 業務の内容
当研究室では、2012年10月から福島県沿岸の定点において環境及び底棲魚介類を対象とした調査を進めてきており、水・底質環境と生物相(プランクトン、ベントス及び底棲魚介類)の経時変化を調べるとともに、両者の関係を解析している。
本公募研究員は、福島県沿岸の定点における定期乗船調査に従事し、水・底質及び生物試料を採取または採集するとともに、以下の(1)または(2)のいずれか一方の研究を行う。
- (1)
- 水・底質及び生物試料中の放射性核種、重金属、栄養塩などを分析し、その時系列変動を解析する。
- (2)
- 底棲魚介類の生活史特性(例えば、年齢と成長、食性、性成熟、初期生活史段階における分布など)を解析し、生活環を解明する。必要に応じて、関連する室内実験も行う。
- 必要とされる専門分野及び資格
- (1)
- 採用時に博士号または修士号を有すること、又はそれらに相当する業績を有すること。
- (2)
- 研究内容に関係する分野(分析化学、海洋学、水産学、魚類学または水産無脊椎動物学)のいずれかに精通し、当該分野での研究実績を有すること。
- 選考方法
書類審査の後、面接を行い決定する。面接を行う者には別途連絡をする。
- 提出書類
- (1)
- 履歴書(写真貼付、所定の様式を使用)1部
- (2)
- 研究業績目録(原著論文、著書、総説・解説、口頭発表別に記載)1部
- (3)
- 主要研究論文の別刷りまたはコピー(5篇以内)各1部
- (4)
- これまでの職務・研究等の概要(A4で1〜2枚程度)1部
- (5)
- 研究に対する抱負(A4で1〜2枚程度)1部
- (6)
- 所見を求め得る方2名の氏名および連絡先 1部
(提出書類はご希望に応じて返却いたしますので、その旨を記載ください。)
なお、履歴書の職歴欄には、雇用先、雇用期間等を正確に記載して下さい。
また、国立環境研究所との間に雇用契約以外の契約・委嘱等の関係(共同研究、研究協力、労働者派遣、請負常駐等)がある場合は、その旨も記載して下さい。
- 応募方法
郵送による。
(封筒に朱書きで「福島県沿岸における環境と底棲魚介類の生活史特性研究業務応募書類」と記載すること。)
- 応募締切
随時受付、ただし、適任者が見つかり次第、募集を締め切ります。
- 待遇等
(職種)特別研究員または准特別研究員
(雇用形態)フルタイム
(1日の勤務時間)7時間45分
(時間外及び休日勤務の有無)有
(給与)「国立研究開発法人国立環境研究所契約職員給与規程」に基づき支給する。
基本給(日給):
(特別研究員)14,960 円より
(准特別研究員)13,100 円より (規程に基づき決定)
- (その他就業関係)
- 「国立研究開発法人国立環境研究所契約職員就業規則」及びその他関連規程によりご確認ください
(参考)国立環境研究所基本規程
http://www.nies.go.jp/kihon/kitei/index.html
- 採用予定時期
採用決定後のなるべく早い時期。
- 雇用期間
採用日より平成31年3月31日まで。
なお、研究所の事業計画、勤務実績等の状況により平成35年3月31日(最長更新限度)までの間に限り、年度単位での更新があり得る。
- 問い合わせ及び書類提出先
国立研究開発法人国立環境研究所
(住所)〒305-8506 茨城県つくば市小野川 16-2
(ユニット名)環境リスク・健康研究センター
(室名)生態系影響評価研究室
(氏名)堀口 敏宏
(TEL)029-850-2522
(E-mail)thorigu(半角で@nies.go.jp をつけてください。)
- 公募番号
H30-研-032
http://www.nies.go.jp/osirase/saiyo/180412-3.pdf