第41回北洋研究シンポジウム
亜寒帯沿岸海洋生態系における環境予測とその水産業への応用
−グリーン・イノベーションを中核とした知的クラスター形成へむけて−
日 時: 2010年2月21日(日)9:00〜17:30
会 場: 函館国際ホテル 函館市大手町5-10(TEL 0138-23-5151)
共 催: 水産海洋学会、北海道大学大学院水産科学研究院
後 援: 函館市、北海道、函館国際水産・海洋都市推進機構、財団法人函館地域産業振興財団、北海道新聞(予定)
コンビ−ナ−: 齊藤誠一(北大院水)・宮下和士(北大FSC)・平譯 享(北大院水)・和田雅昭(公立はこだて未来大)


 
開会あいさつ: 水産海洋学会長  桜井泰憲(北大院水産)
北大院水産科学研究院長 原 彰彦
9:00-9:15
趣旨説明:齊藤誠一(北大院水) 9:15-9:20
座長:齊藤誠一(北大院水)
1.「函館マリンバイオクラスター−UMIのグリーン・イノベーション(知的クラスター創成事業)」の目指すもの
三浦汀介(工業技術センター)
9:20-9:35
2.道南沿岸海域における物理環境
磯田 豊(北大院水)
9:35-9:55
3.道南沿岸海域における低次生物生産
山口 篤(北大院水)
9:55-10:15
4. 道南沿岸海域における魚類生産
高津哲也(北大院水)
10:15-10:35
5.道南沿岸海域におけるホタテガイ増養殖
馬場勝寿(函館水試)
10:35-10:55
6.道南沿岸海域における有用海藻
安井 肇(北大院水)
10:55-11:15
7.道南沿岸海域における貝毒の発生と有毒プランクトンのモニタリング
今井一郎(北大院水)・嶋田 宏(中央水試)・宮園 章(中央水試)
11:15-11:35
8.道南沿岸海域における定置網漁業の現状と問題点
野村譲(「森と海を守る会」・野村水産社長)
11:35-12:00
(昼食:12:00-13:00)
座長:宮下和士(北大FSC)
9.沿岸域におけるブイを中心とした海洋モニタリングの展望
和田雅昭(はこだて未来大)
13:00-13:20
10.沿岸域における画像処理技術の利活用
戸田真志・榎本洸一郎(はこだて未来大)・繻エ康裕(網走水試)
13:20-13:40
11.沿岸域における音響システムの利活用
宮下和士(北大FSC)
13:40-14:00
12.沿岸域におけるバイオロギングの利活用
清水 晋(北大院水)
14:00-14:20
(休憩:14:20-14:40)
座長:平譯 享(北大院水)
13.沿岸域における生態系モデリング
岸 道郎(北大院水)
14:40-15:00
14.沿岸域におけるモデルのダウンスケーリング
淡路敏之・石川洋一(京都大院理)・印 貞治・島 茂樹(日本海洋科学振興財団)
15:00-15:20
15.沿岸域におけるデータ同化手法の応用
石川洋一・淡路敏之(京都大院理)
15:20-15:40
16.沿岸域におけるリモートセンシング技術の応用
平譯 享・齊藤誠一(北大院水)
15:40-16:00
17.沿岸域における地理情報システム技術の応用
齊藤誠一・イ・ニヨマン・ラディアータ(北大院水)
16:00-16:20
18.沿岸域におけるイカ漁場予測
アナ・ルイサ・ロサ・桜井泰憲(北大院水)
16:20-16:40
総合討論  座長:齊藤誠一(北大院水) 16:40-17:30
開催趣旨:
 地球温暖化やレジームシフトなどの気候変化により海洋環境や海洋生態系の生物多様性の変化が懸念されている。このような変化に順応的に対応し、持続可能な漁船漁業・増養殖業を成立させるには、環境変化の迅速な予測システムが不可欠である。函館市を中心とした知的クラスター創成事業(H21-25,文部科学省:H22より地域イノベーションクラスタープログラムとして継続)では、沿岸域を計測可能な巨大生産工場と捉え、海洋生物由来有価物の持続的生産に必要なキーテクノロジーを総合的に研究開発し、持続的かつ発展可能なマリンバイオクラスターの形成を目指している。本シンポジウムでは、順応的で持続可能な沿岸漁業の確立を目的に、沿岸環境変化をブイ観測、衛星観測、モデリング、データ同化手法などを統合的に利用して、精度よく予測し、その結果を沿岸域漁場の変化予測、最適増養殖域の選択と管理運営にどのように活用するかを議論する。さらに、道南沿岸域におけるマリンバイオクラスターの新産業形成への筋道を探る。