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水産海洋学会
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大型海洋動物の移動追跡と生息場所選択−問題点と最近の解析手法−
日 時:
2007年11月22日(木)18:00〜20:40
会 場:
静岡県産業経済会館
(水産海洋学会2007年度研究発表大会と同時開催)
共 催:
遠洋水産研究所・水産海洋学会
コンビ−ナ−:
米崎史郎・清田雅史・岡村 寛(遠洋水研) ・北川貴士(東大海洋研)
趣旨説明と問題提起 米崎史郎・清田雅史・岡村 寛(遠洋水研)
18:00〜18:10
司会進行:
米崎史郎(遠洋水研)
1.地磁気・加速度データロガーを用いたキタオットセイの採餌行動モニタリング
三谷曜子(東工大)・高橋晃周(極地研)・Russel D. Andrews(アラスカ・シーライフセンター)
18:10〜18:30
2.アーカイバルタグデータ解析による西部太平洋でのクロマグロの回遊・鉛直遊泳行動の解明
北川貴士(東大海洋研)
18:30〜18:50
3.Habitat Suitability Indexモデルを使ったミナミマグロの分布解析
高橋紀夫(遠洋水研)
18:50〜19:10
(休憩:19:10〜19:20)
4.クロマグロ未成魚の分布環境の指標化
瀬川恭平(遠洋水研)
19:20〜19:40
5.ベイズ型状態空間モデルによる大西洋クロマグロの移動率と漁獲利用率の推定
黒田啓行(遠洋水研)・Murdoch McAllister (ブリティッシュ・コロンビア大)・Barbara Block・Gareth Lawson・Jake Nogeira・Steven Teo
(スタンフォード大学)
19:40〜20:00
6.海洋環境情報とアーカイバルタグデータを利用したメカジキ移動経路の推定
岡村 寛・岡崎 誠・余川浩太郎(遠洋水研)
20:00〜20:20
総合討論
20:20〜20:40
開催趣旨:
海洋動物の行動生態を把握するために,衛星標識や小型記録計などを装着して詳細な情報を収集する技術が近年急速に発展している.これらの方法を用いると,個体の行動に関する大量のデータが得られるが,そこから個体群の特性に関して有益な情報を引き出すことは必ずしも容易ではない.得られたデータを統計的に解析する際の問題点としては,同一個体からの反復サンプリングであるためデータが非独立的であること,比較的大きな観測誤差を伴うことが挙げられる.対象生物の生態的特徴(生息地利用,回遊経路など)に関して望む「答え」を得るためには,単に観測機器を装着し,データを収集するだけではなく,これらの問題点を克服するための調査デザインや解析方法を用意する必要がある.本シンポジウムでは,まぐろ・かじき類におけるアーカイバルデータの特性とその解析やデータロガーを用いた摂餌行動解析の事例を紹介し,生物装着装置で得られるデータの適切な量と質,解析手法や結果の解釈と応用について議論し,生物資源とそれを取り巻く生態系の評価や管理に役立てる方策を模索する.